〒515-4324 三重県熊野市井戸町3649-1
庵野 素岐(八段)
原田 正一郎(七段)
中村 雅光(七段)
中村 彰良(六段)
合気道の稽古が熊野市で始まったのは、昭和6年と記録されています。 植芝盛平翁先生は指導の折々に「合気道は紀州熊野の神気」とよく教えられました。 翁先生の教えである合気道の理念熊野の神気を探求し世界の皆様にお伝えすることが松原道場の使命と思っています。
1969(昭和44)年09月、庵野素岐先生が開設した合気道木本支部花乃窟道場に入門しました。
その年は植芝盛平翁先生が御昇天された年で、私は翁先生のことを知らない一人です。
引土先生や庵野先生、各諸先生のご指導を受け、門人達と切磋琢磨したあの頃が懐かしく思います。
翁先生の道歌は自己の人生の励みです。「唯神 身魂は合気即つるぎ 研け光れよ 現世(うつしよ)の内」
技を学ばんとする者は、心を学べ。心正しからざれば、技又正からず。の教又、技の中に相手への感謝、神への感謝を表現する。 感謝の心で皆が仲良く大きく和することを目指す稽古。 そして、日本最古の神社「花の窟神社」の御膝元で熊野様の神気漲る松原道場の活動を後輩に繋げる稽古を目指します。